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床矯正

お子供の矯正は、アゴの骨が成長する6歳~14歳までの間に行うと有効です。
この時期に矯正を行うと、上アゴ、下アゴの大きさのバランス、歯とアゴの大きさのバランスをある程度コントロールすることができます。
当院では、大切な歯を削ったり、抜いたりしない矯正治療、「床矯正」という方法をお勧めしています。
成人の場合の「床矯正」の期間の半分で済むといわれています 。 床矯正装置を使った治療は6歳から9歳頃が最も適しています。
矯正治療については、治療の途中で転勤や引っ越しがあっても移転先の歯科医院をご紹介いたします。
治療途中でのご心配は御座いません。ご安心ください。

矯正を行うことによって大きな効果が期待できる場合。

○ アゴが左右どちらかにずれているお子様。
○ 受け口のお子様。
○ 出っ歯のお子様。
○ 噛んだときに前歯が全く噛まないお子様。
○ 歯の生えてきた位置が悪く、後から生えてくる歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合 。

当院が行う床矯正

入れ歯のような装置をいれて、歯を動かした り、顎を拡げます。
装置は自由に取り外せるので、負担が少なくて済みますし、矯正治療をしていることを人に知られずに済みます。
さらに治療費用が安くて済みます。 歯並びが良くなると、しっかり咬めるようになります。
きれいで表情豊かな顔つきになります。
床矯正は通常の歯列矯正とはまったく異なり、歯を抜かずに「自然に」美しい歯列にしてしまう矯正治療のことです。
歯を抜いたり、ワイヤーなどを使って、歯を無理やり整列させるのではなくあごの発育を促進させることで、自然に歯ならびを整えることができるのです。
床矯正にかかる料金は保険適用外で早期治療の場合10万円程度です 。
ただし、 床矯正の治療の料金は個人差、歯の並び具合によって変ります。
床矯正では治療できない場合もありますので、是非一度ご相談ください。
メリット
○ 歯を抜かなくて済む。
○ 自分で取り外しが出来るために歯磨きが容易に出来虫歯になりにくい。
○ 痛みがない。
○ 費用が安く簡単。
デメリット
○ 取り外しが出来るため、装置の付け忘れや紛失が起こる可能性がある。
○ 装置を装着するのが面倒だったりして装着していないと、治療がなかなか進まない。

床矯正の装置

正中拡大装置
顎の骨を左右に拡大する矯正装置です。
顎が小さい症例では、一番最初に使用するもっとも代表的な矯正装置。
正中拡大装置
スプリング装置
正中拡大装置により顎の拡大をおこなった後、それぞれの歯を正しい位置にならべる矯正装置。
スプリング装置
フレンケル装置
上下の顎の前後的な位置を修正する矯正装置。
上顎前突(出っ歯)の症例では大変効果を発揮します。
フレンケル装置

床矯正の症例

叢生(そうせい)の症例
叢生(そうせい)の症例

顎が小さいために歯がきれいに並びきれず、歯が重なって生えている状態です。最も、多く見られる症状です。

反対咬合(受け口)の症例

反対咬合(受け口)の症例

上の歯がわずかに下の歯より外側にあるのが望ましいのと反対に、下の歯の方が外側に張り出している状態が、反対咬合。俗に「受け口」とも呼ばれる状態です。
上顎前突(出っ歯)の症例

上顎前突(出っ歯)の症例

上顎前突とは、一般に「出っ歯」、「反っ歯」といわれる歯並びです。上顎前突の噛み合わせでは上顎の前歯が下顎の前歯と噛みあわず、ひどい場合では、下顎の歯と上顎の歯が当たらず、歯肉を噛んでいる場合もあります。
開咬の症例

開咬の症例

開咬とは上の歯と下の歯が噛み合わずに隙間のあいている状態ですが、最も一般的には奥歯だけが接触して上下の前歯に隙間が出来ている状態(前歯部開咬)を指します。大部分はあごや顔の筋肉のアンバランスによって起こると考えられており、乳幼児期のおしゃぶりの使用や指しゃぶり、舌を突き出す話し方などの悪習慣が発生の誘因になる可能性が指摘されています。
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